被災(No.4):いざ自宅へ
大学に居た院生時代の同期で、同僚でもある伊藤君(准教授)と、それぞれの家を目指すことで同意し、ともに大学から家まで目指すことにしました。
朝7時に国道45号を自転車で南下すると県外から集まった救急車両や自衛隊の車両でごったがえしています。空はかなりの救助ヘリが飛んでいます。
3日目にしていよいよ救出活動が始まったようです。市内に入ることが出来る唯一の道であった大街道へつなぐカメラのキタムラ前の道に着きました。そこはこれまで見たことのない風景でした。そこから汚水が膝までつかる水位の中を二人で叫びながら進みました。極度の冷たさも、10分入れば皮膚が麻痺してきて、温水になります。
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