3Dプロジェクトについて

近年、脚光を浴びている3Dプリンターは、ものづくりの考え方を変え、ビジネスに変革をもたらすツールと言われ、医療、工業、教育など幅広い分野で活用されています。
これまでゼミナールでは、東日本大震災の被災者の“心の復興”を願い、壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市沿岸部や福島県新地町沿岸部の復元立体模型を制作してきました。
この経験を活かし、今後は3Dプリンターを活用した地元中小製造業のビジネス支援を行いたいと考えております。

経営学部教授     益満 環
理工学部准教授    髙橋 智

研究成果

  • 石巻市沿岸部の復元立体模型製作プロジェクト

    2011年3月11日、東日本大地震に伴う大津波によって石巻市沿岸部の町並みは壊滅状態となりました。
    復興において、大事にしなければならない根底にあるものは、そこに生きる地域住民の歴史であり、文化であり、魂だと考えます。「心の復興」なくして「まちの復興」はありえません。石巻市沿岸部に暮らした方々が、ふるさとの町並みを思い出し、復興のための元気、希望、奮起を醸成するきっかけをとなることを願い、本プロジェクトを立ち上げました。
    本プロジェクトでは、建物や地形を立体的に製作できる3Dプリンタを活用し、震災前の石巻市沿岸部の町並みを立体模型で再現しています。復元立体模型は、沿岸部の住宅、工場、商店一軒一軒まで詳細に復元しました。この復元立体模型が、石巻市民の「心の復興」の礎となることを心から願ってやみません。