ゼミナールの意義

ゼミナールとは、ドイツ語のSeminarにあたる言葉で、省略されて「ゼミ」と呼ばれるようになりました。ゼミは、教員の指導の下で少数の学生が自らのテーマを設定し研究、発表、討論を行う場です。ゼミにおいては学生の主体性が求められます。講義と違い、自ら問題を発見し、レポートや口頭で発表し、他者との討論の過程で課題の理解をより深めていくことが望まれます。また、ゼミの担当教員やゼミ生と交流を通じ人間的な成長を促すような新たな発見や知的啓発を得ることもゼミの醍醐味です。

益満ゼミでは、「ゼミ生が一致団結し、秋田県内の企業や地方自治体のもつ魅力ある商品やサービスを世に知らしめる!」をモットーに研究を行っています。

ゼミナールの内容

ゼミでは地方自治体のシティプロモーションを研究しています。シティプロモーションとは、「地方自治体の魅力を広く情報発信することで、知名度や認知度の向上を目指す活動」です。これにより関係人口の増加等の効果が期待されています。これまで、益満ゼミは宮城県登米市のシティプロモーションサポーター(No.35)として登米市の良さをPRした他、横手やきそば暖簾会とともに東北地域ブランド総選挙最優秀賞受賞や大仙産日本酒統一ブランド「宵の星々」について酒米の種まきから製品の販売・PRまで一貫してお手伝いさせて頂きました。令和4年度は、「宵の星々」のブランディング(=消費者との絆の構築)を行います。詳しくは、以下のサイトからゼミ生の活動をご覧ください。

①ノメバミヤコYouTube動画:秋田県産業労働部、FMはなびのご支援・ご協力の下、ゼミ生が動画を制作・出演しています。

Youtubeで【ノメバミヤコ】と検索してください。

また、東京在住のシンガーソングライターriroxさんから、楽曲「宵の星々」を提供頂きました。

②インスタグラム投稿:2020年度からの活動が閲覧できます。

醸して大仙「kamosite_daisen」

③その他、大仙市広報誌「だいせん日和」への連載やFMはなびへの出演など、様々なメディアに学生が登場しています。

益満ゼミを希望する3年生のみなさんへ

例年4月から担当教員と面談が始まり、私の研究室にも多くの学生が訪問してくれます。私のゼミを希望する際は、シティプロモーションに興味があることは勿論ですが、産学官(5つの酒蔵+秋田大学+大仙市役所)での良好で、且つ円滑なフィールドワークを行うために下記の3点について必ず守ってもらいます。

自己都合で勝手に休まない。

遅刻をしない。

レスポンス(返答)が早い。

プレゼミは授業です。また、プレゼミナールで行う産学官連携は、多くの関係者のみなさんのご支援、ご協力の下で成り立っています。秋田大学生として、また大人としての最低限のマナーが必要です。