解雇時の対策本
私がよく行く古本屋は、絶版になったビジネス書や大学で使われた中古のテキストが沢山置いてあり、私にとってはお宝のお店です。
そこでよく目に着くのが「Retirement」のコーナーにある本の多さです。退職したらどんな人生を送ったらいいか、明日いきなり解雇されたらどうしたらいいのか、解雇されないために日頃からの上司との付き合い方など正当なものから腹黒いものまで指南書が沢山置いてあります。
日本とビジネスの仕組みが違うからこそのコーナーです。1つ疑問に思うことは、アメリカでは簡単に従業員を解雇でき、それが会社を存続する上で非常に大切なこととされていますが、それが長い目で見たとき本当に自社の競争力につながっているのか、疑問に思います。
残された従業員の転職率の高さや生産性の低下などはよく言われるレイオフの弊害です。環境は常に変化しています。大学の教員がパーマネントの仕事だという補償もこのご時世では通用しなくなりつつあります。私もFire!!されないように業績を積み続ける必要があります。