被災(No.1):東北地方・太平洋沖大地震発生
被災してしまいました。でも生きています。
3月11日、午後2時46分。人生二度目の大地震に遭ってしまいした。
一回目は、秋田県民なら誰もが忘れない日本海中部地震で、当時小学三年生だった私は木造校舎の廊下を這いつくばってグラウンドまで出たのを覚えています。
あれから約30年。今度は地震県宮城の石巻で観測史上初となるマグニチュード8.8、震度6強の大地震です。
研究室に居た私は、机と椅子とともに振り子のように左右に揺れまくり、完全にコントロールを失い、見回すと本の中に居ました。緊急放送で全生徒・教職員が学生食堂に集められました。大学で足止めされること3時間。それから事務職員の方々と一緒に徒歩で帰宅を試みたものの、10メートル超という大津波に襲われた街は3メートルという水位で水没してしまっており、あきらめて途中の石巻消防署に避難することになりました。停電で真っ暗な街が月の光で映し出され、水没した民家がウソのような異様な光景でした。(2011.3.11)
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