いよいよ帰国(総括)

明朝、いよいよ帰国します。

私が小学生の頃、キン肉マンという漫画が流行り、その中でキン肉マンの友人でテリーマンというテキサス出身の超人が居ました。

そのキャラの影響からか「アメリカはとてもかっこいい国」、「テキサスは荒野でガンマンが勝負しているところ」、「テキサスはカウボーイが沢山いるところ」という妄想を子供のときに抱いていました。実際に来てみると、Big”D”の由来通り「何もかもが大きい、広い」というのが第一印象でした。

青い大空、見渡す限りの平野、この大きさに圧倒されました。自然豊かな土地柄と、きさくなテキサンに囲まれ、「自分とは何か、日本とは何か、これからどう人生を歩むか」をじっくり考えることが出来ました。また、世界に完璧な国などありませんが、アメリカは「自由と平等」の国ではないこと、「ものすごく賛美する半面、ルールを破ったら厳しい罰があること」を経験しました。

日本も一長一短、アメリカも一長一短というところでしょう。さらに、この地で日本人の他、公私ともに異国の友人が多数できたことは人生の宝となりました。日本とは比べ物にならないほど彼らは激しい競争環境の下で命をかけて必死に生きています。私も見習うべきところが多数ありました。

日本はまだまだ生ぬるい国かもしれません。その他アメリカに来て得たものを簡単に列挙すると、日本にはない(または遅れている)研究ネタ2つ、世界ベースで研究するための視点と意地、異分野との共同研究、強く生きる力、サバイバル精神、向上心、家族の絆、ズケズケモノ言う図々しさ、英会話の向上、外車の運転技術、硬式テニスの技術、何でも自分で直すエセ修理技術、度を越えた早起き、筋肉!です。日本に居たらきっと何事もなく平穏な生活をしていた1年だったと思います。アメリカに来て本当に良かったと、心からそう思います。

これまでの人生の中で最もエキサイティングな時間を過ごすことができました。最後に本在外研究をお許しくださった学長先生はじめ、経営学部の先生方。UTDでボスのKathryn E. Stecke教授。元指導教官の東北大学安田一彦先生、ゼミの先輩である山形大学殷勇さん。そして共にダラスで中身の濃い生活を送った家族に心から感謝したいと思います。本当に幸せで心身ともに成長できた1年でした。どうもありがとうございました。